『スティッキーフィンガーズ』

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2011年7月30日土曜日

はじめまして

ビンテージという言葉は、辞書で引くと、年代物の葡萄酒とか、車などの工業製品から映画や文芸作品などに至るまで、幅広く指し示すようです。


いずれにしろ、古い、良い物ということですね。


最近ふと気がついたことがあって、その昔、人々はあらゆる分野で限界にチャレンジしていたんだなと。


戦後日本の、何もないところ、それ以上にマイナスの焼け野原から一心不乱に頂点を目指し、復興し、ゼロ以下から名実ともに世界の頂点にたどり着いたという経済成長もその良い一例ですが、さらにさかのぼって世界の文化や芸術、人間の限界を超えたような作品など、挙げだしたらきりがありません。


でも、今は。


何をやるにしても、まず来るのが、規制、制約ですね。


安全性や個人の権利、その他様々な要素が重なり合ってそのような制度が発展し、現在のような近代社会へと社会は成長していったんでしょうが、良くも悪くも現代の社会とはそのように様々な規制や制約の上に成り立っております。


当然、そこから生まれる文化や作品、商品なんかもそのフィルターをくぐっているわけで…。


スピード、大量生産大量消費を前提につくられた製品、またはそれらをベースとして生み出される生活習慣や文化まで、手間暇かけて限界を目指しさらにそれを乗り越えようとした時代の物と比べると、全てにおいて差が出ていると思います。


ただしそれはあくまでも「差」であって、優劣ということではなく、どちらにもメリットデメリットはあるのでどちらが優れているとは言いにくいでしょう。


最終的には個人の好みの問題になってくると思うのですが、私に関して言えば、やはり、いわゆる「ビンテージ」と呼ばれる物に惹かれてしまいます。

一般的にビンテージ物とはその素材や属性に関わらず、高価な物ですが、ここで紹介する物はあくまでも私の手の届く範囲、もしくはそのギリギリか、ちょっとだけ超えてしまっている範囲の物達です。

なので、年代物の絵画や彫刻、その他書画骨董の類はございません。

あくまでも、昔の若者文化の象徴的なマテリアル、特にカウンターカルチャーと呼ばれる物、または幼い子供達に愛されていたもの、また、そうされるべく作られた物、などが中心です。

私の趣味の特異性もございますが、お人形から革ジャン、バイクパーツなど、ジャンルとしてはバラバラで、非常に統一感がございません。

しかし、共通しているのが、私の理解するところの「ビンテージ」感あふれる物、見たり、手に取った瞬間にどきどきしたり、見入ってしまうような物、そんな、作り手や使い手の思いや気持ちのこもったマテリアルだということです。

それを私なりの、「ビンテージのお庭」として、このブログに集めてみました。

ようこそ、The Vintage Gardenへ。

さまざまな方々にお越し頂き、お愉しみいただければ幸いです。